3つのカウンター
              
(2006/12/28)




築地の会社を卒業して12年 



いまは世田谷区内の自宅と

渋谷は道玄坂で27年、倉庫と化したワンルームのアトリエが私の主たる居住区で 

自宅へ帰った日は近くの公園で木刀を振り回し猫と話し 



渋谷では 東急Bunkamura前のシティホテルのレストラン「RAIZ」で

遅めのランチを窓側のカウンターでとり街を眺めながらスケッチをしては 

ドン・キホーテやハンズ、ロフト、ブックファーストを覗き 

週末はちょっと足をのばして 公園通りから代々木公園を抜けるか 

宮益坂を上がって246を通って行くか 渋谷から原宿の裏通りの

若者ファッション通り通称裏原宿を抜ける 

これら3つのコースのいずれかを通って 表参道のクレオンハウスで学用品や


絵本をあさったら 

参道の信号を亘って とんかつ「まい泉」の


カウンターの向こうの Mさんの歌舞伎の声色を伺いながら(客の接待に忙しいとダメ、

美女同伴は別)ただいま両奥歯を抜歯して 入れ歯がしっかり入るまで 

前歯だけのウサギ噛みで必然的にゆっくり夕食を取り また別の道を歩いて

道玄坂へ帰ります。 




 そして六本木ヒルズを見上げる歯医者の日は 30年歴の喫茶店


「カファブンナ」のカウンターでマスターの解説を聴きながら音楽と珈琲を

愉しみます。







 今の私は レストランRAIZ、とんかつまい泉、喫茶店カファブンナ


の3つのカウンターで生かされているようなものです。



 こう書くと気侭な日々でハッピーなようですが 寄る年並 身体に慣れない変調に

会うと途端に気弱になり 自分の身体に腹を立てたり また ちょっと良くなると

「喉元過ぎれば」の油断の日々の繰り返しになり困ったものです。


 
 それにしても この3つのカウンターに どこまで甘えられるので


しょう・・・感謝しなければなりません。








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