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二人の表現者の想い出 (2006/11/23) ひんやりした季節になりました。 この頃は喪中の便りが多く寂しさをさらに誘います。 今年5月音楽好きの知友が突然他界して この11月音楽の魔術師と 言われたポール・モーリアと演劇界のプリンスだった仲谷昇さんが 逝きました。 このお二人とは短い日でしたがご一緒した想い出があります。 50数年前 大阪の大手前会館で当時文学座公演の「シラノ」 三津田健、ロクサアヌ杉村春子 そして青年クリスチャンが仲谷氏 で1ヵ月舞台を務められた時に 私は幕開けの決闘の場面で廻りを 囲んだその他大勢の詩人の役のバイトをし 舞台稽古の時に仲谷さん がメイクをしてくれたのでした。以来しばらく文学座の関西公演の 折には 松浦竹夫氏などと同室の 新劇界きってのハンサムの楽屋に お邪魔したものです。岸田今日子さんと結婚された頃でしょうか・・・ 一方「オリーブの首飾り」のポール・モーリア氏はメルシャンのCM ロケでパリやバルビゾンで3日に亘って撮影しました。 その折に 凱旋門の奥の方のイレーヌ夫人との静かなコンドミニアム に立寄りチェンバロでオリーブのさわりを弾いてくれ 後はレコードで 聴いてとサインものを貰いました。そして 撮影終了時にCMにも使った 自筆の「そよ風のメヌエット」の楽譜にサインをして手渡して貰ったの は20年も前のことです。 こうして 想い出の中に残る人が増えて行くのは寂しいことです。 戻る |